年金に影響? 平均寿命が過去最高!!

年金に影響? 平均寿命が過去最高!!

厚生労働省が、平成19年簡易生命表を発表しました。
これによると、
男性の平均寿命は、79.19歳
女性の平均寿命は、85.99歳 と過去最高を記録しました。
また、世界の中では、男性が第3位、女性が第1位ということで、
特に女性については20年以上、第1位をキープしているようです。

さて、年金では「平均寿命」ではなく「平均余命」のデータをよく使います。
平均寿命が全国民の平均であるのに対して、
平均余命はたとえば、今60歳だとするとあと平均して何年生きられるのかと
いうことで、この数字も簡易生命表で確認ができます。
ちなみに、60歳の平均余命、
男性は、22.54年、女性は、28.06年なので、
男性は83歳、女性は88歳まで平均的に長生きすることになります。

ところで、まだ実質的には導入されてないけど、
今後、必ず年金に影響を及ぼしてくる制度に「マクロ経済スライド」があります。
そして、マクロ経済スライドの計算には、この平均余命が組み込まれています。
つまり、国民の平均余命が伸びると、年金給付額も多くなる。
だから、平均余命が伸びたら、年金は減額しよう。
マクロ経済スライドは基本的に年金を減額させる仕組みになっています。

国民の一人一人が長生きするのはとてもめでたいことだけど、
そうなると、老後の年金が少なくなってしまう。
マクロ経済スライドは人の気持ちを複雑にさせてしまう制度とも言えそうです。

ho1960 at 09:16 │clip!年金制度  | 年金全般